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未来の、日本の、海外の街路花壇について、
思うこと、考えること、いろいろコラム
この会について
20世紀終わり頃から、世界のガーデニングの場面では自然回帰が一つの流れとなっています。同時期、日本では1990年に開催された大阪の花博を契機としてガーデニングブームが到来し、多くの方が自宅の庭などに様々な園芸品種を用いて花壇を作るようになりました。
今日では市民の方々の花壇活動は公共の場へも広がり、ボランティアグループによる活動が自治体との連携のもと定着しつつあります。そのような花壇では、一年草を主体として、植え替えと抜き取りを繰り返し続ける花壇づくりが主流となっています。そのため、苗の入手方法や植え付け、維持管理に要する労力ということが課題となっています。特に、街路沿いの厳しい栽培環境下では、その労力はより大きくなっています。
そこで、私たちはもともと多摩地域に自然に生えていた植物に着目しました。この研究会では、街路花壇への地域の自生種、特に希少種を導入する意義と課題について考えます。自生種を用いて、種まきから始めて、植物本来の成長する力を生かした、自然環境に配慮した花壇づくりをみんなで考えてみませんか?そして、そのような未来の街路花壇が、持続可能なものとなるような仕組み作りについても、考えていきたいと思っています。
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