オンラインイベントを開催いたします。ぜひ、ご参加ください。
地域の自生植物をいかした持続可能な花壇づくり
-景観・生態系・管理コストのグッドバランスをめざしてー
【日時】2022年3月20日(日)13:30~15:00
【会場】多摩市立グリーンライブセンター+オンライン(Zoom)
※京王・小田急・多摩モノレール多摩センター駅徒歩7分
※基本的にオンラインでのご参加をお願いします。オンライン参加が困難な方のみ、
会場にいらしてください。
【参加費】無料
【タイムテーブル】
13:30 オープニング
13:35 セッション1「街路花壇へ自生植物を導入した社会実験の報告」
報告 宮内泰之*(恵泉女学園大学准教授)
コメント 岩本陽児*(和光大学教授)
14:00 セッション2「地域の自生植物を生かす花壇づくりの展望」
ゲスト講演「長池公園における里山園芸の一手法:
希少草本類を用いた景観形成の取り組み」
内野秀重さん(八王子市立長池公園園長)
コメント 山浩美*((有)山×高瀬計画室代表)
松村正治*(NPO法人よこはま里山研究所理事長)
ディスカッション
15:00 クロージング
<*印は未来の街路花壇を考える会メンバー>
参加費:無料
定員:会場20名+オンライン50名
※オンライン参加をお申込みされた方には、開催日前日までにZoomリンクを
ご案内いたします。
※会場参加をお申込みされた方は、会場で参加を受け付けます。
Peatixアプリをダウンロードしなくて大丈夫です。
主催:未来の街路花壇を考える会
https://www.gairokadan.com/
<趣旨説明>
今日、市民ボランティアによる公共空間での花壇づくり活動は、自治体との連携のもとで定着しています。
そのような活動では、一年草の園芸種を季節ごとに植え替え続ける花壇づくりが主流となっています。
このため、苗の入手や植え付け、維持管理に要する労力が大きく、特に街路沿いの厳しい栽培環境下では、その労力はより大きくなっています。
多くの地域ではボランティアの高齢化が進んでおり、これまでの花壇づくりのやり方を続けることが難しくなっています。
そこで私たちは、街路花壇へ地域の自生植物(希少種を含む)を導入する意義と課題について考えるために「未来の街路花壇を考える会」を設立し、定期的に学び合う場を設けています。
地域の環境に合った自生植物を生かすことは、植物が本来持っている成長過程を楽しめるとともに、管理に要するコストを減らすことから持続可能な花壇づくりにつながると期待できます。
しかし、実際に地域の自生植物を街路沿いの花壇に導入するとなれば、花壇景観として地味すぎないか?地域の生態系を攪乱しないか?自生植物の苗は入手しにくいのでは?などいくつかの課題も想定されます。
多くの方々にこのプロジェクトに参加していただき、学び合い、良い実践モデルをつくり、広げていきたいと考えています。
このシンポジウムは、2部構成です。
セッション1では、多摩市内の花壇ボランティアグループの協力を得て実施した自生植物導入の社会実験について報告します。
セッション2では、内野秀重さん(八王子市立長池公園園長)をお招きして、希少草本類を用いた景観形成の取り組みについて長池公園の事例をもとにお話いただき、ディスカッションを通して地域の自生植物を生かす花壇づくりを展望します。
街を彩る花壇景観をつくり、地域の生態系を保全し、管理コストを下げるという3つを同時に達成することはできるのでしょうか。
どのようにすれば良いバランスをとることができるのでしょうか。
ぜひこの機会に、持続可能な未来の花壇づくりについて、ご一緒に考えましょう!
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