青山通りを運転しながら、吉谷桂子さんプロデュースの街路花壇の存在を思い出し、路上駐車をしてダッシュで、花壇を見に行きました。
吉谷桂子さんによると、この街路花壇のコンセプトは、
「四季折々に変化する植物本来の魅力を引き出すようデザインし、街中に魅力ある景色を創出すること。」
「日本の高温多湿の環境や地域の気候風土に適する植物を選ぶこと。」
「費用や管理の手間をできるだけ抑えること。」
「化学肥料や農薬を使わないこと。」
写真は、小雨の降る昼下がり、渋谷駅近くの宮益坂上の花壇です。アリウム、バーベナ・ボナリエンシス、オミナエシなどが咲いていました。
花壇の縁取りは、常緑宿根草のツワブキで、よく見ると瓦で土留めされています。花壇が踏まれないよう、背の低い竹の垣根が設置され、シュロ縄できちんと結んでありました。
それぞれの植物には、手作りの名札がありました。
「未来の街路花壇」をリアルに見た気がしました!
参考雑誌 : タキイ種苗株式会社「はなとやさい」2021年5月号
Commentaires