現在の多摩丘陵ではほとんど見かけませんが、かつては各所に「カヤ場」と呼ばれたススキ草原がありました。
土地を放置すると森になる多摩丘陵において、ススキの草原を維持するには定期的な草刈りが必要で、手間がかかります。
そのかわりにカヤ場は屋根材や家畜のえさなどの供給源として人々のくらしを支え、また草原を好む生物を育んできました。
今回の展示ではカヤ場と人々のくらしの関係や、カヤ場の生物多様性などをご紹介します。
開催日 : 2020年10月25日 (日) ~2020年12月20日 (日)
時間 : 10時~ 16時
※月・水曜日は休館。その他臨時休館あり。
場所 : 旧多摩聖蹟記念館(多摩市連光寺5-1-1 都立桜ヶ丘公園内)
料金 : 入場無料
主催 : 多摩市・多摩市教育委員会 協力 : 東京都立大学牧野標本館 企画制作 : パルテノン多摩共同事業体
昔の多摩丘陵(現多摩市鶴牧付近)/昭和38年4月横倉愛氏撮影
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